OLYMPUS PEN-Fの真骨頂、プロファイルコントロール
デザインと質感が最高にかっこいいので愛用しているマイクロフォーサーズのミラーレス機「OLYMPUS PEN-F 」
このカメラの魅力はデザインだけでなく、とにかくこだわっているのが「色の表現」です。
通常のモードのほか、オリンパスのミラーレス一眼の代名詞の一つである多彩なアートフィルター、多くの色相から選択できるカラークリエイター、コダックのフィルムをイメージしたというカラープロファイル2,3など、いろんな表現ができるカメラ。
その中でも「こう撮れたらいいな」という色をかなり作り込める「カラープロファイルコントロール」がとにかく素晴らしい機能を持っています。
RAW現像一択の方は全く使うことのない機能ですが、撮影しながらフィードバックして自分仕様にチューニングできるこの機能は、使い出すとすごく楽しいです。
ついに手に入れた、僕だけの最高の色(作例)
カラープロファイルコントロールは、12の色相別に彩度を10段階で調整でき、ハイライト、中間、シャドウもカメラ上で調整して、自分のイメージ通りに仕上げていく機能です。
操作方法もはじめはややこしそうに見えるかもしれませんが、慣れてしまえば効果がモニタ上でわかりやすく反映されるのでどんどん作り込みやすくなります。
逆にいろいろいじりすぎてよくわからなくなってしまっても、簡単にリセットすることもできますので安心してトライできるでしょう。
で、さっそくですが僕の理想に近いPEN-Fとの二人三脚の現在地点はこんな感じです。
ある夏の日。まるでこちらに迫ってくるような空模様。
立体的な雲の質感と、派手すぎない渋めのブルーがほどよく、「PEN-Fってこんな迫力のある写真も撮れるのか」と気に入っています。
今度は逆に地面のほうへ。道端にひっそりと咲いていました。
日差しが強い日だったので、花や背景とのコントラストがはっきり出て、華やかながら静かな雰囲気もあるような写真になりました。
写真を撮るのが好きな人それぞれに喜びを感じるポイントがあると思いますが、僕にとっては「自分なりの表現の幅」広がったと感じるときに「やった!」と嬉しくなります。
こちらも同じ場所に咲いていたもので、すっきりとした白い花の清潔感がとても気持ちいいです。
よく見ると、中心にある花にしっかりピントが合っていませんでしたね。
でも気持ちが良くて気に入っている一枚です。
12色のどの色相を調整するのかは、ふだん多く撮る対象物をイメージするので、僕の場合は身近な自然物がメインですね。
好みでいうとコントラストがはっきりしている絵作りをしたいなと思っていますが、こうした淡い色もちゃんと出してくれます。
ちなみに僕はバッテリーの節約も兼ねて液晶モニターをオフにしていますので、撮った直後にモニターでしっかり確認することがありません。
かといってサクサク撮っていく方でもありませんが、ファインダーで一瞬プレビューが出るように設定して、その一瞬の「おおっ」という感動をひっそり味わっています。
人生で初めて撮りました、スイカ。
僕の被写体に「赤」はかなり少ないので、どんな色に出るか試してみました。
幼い頃はスイカなんてとても高価でめったに食べられませんでしたが、今はこうしてありがたく頂戴できて幸せです。
どうですかね、スイカのみずみずしさが出ているでしょうか。
スイーツなんかも撮ってみたり。
ケーキのゼリー部分のつやつやした質感がいい感じに好みになってくれました。
この時のレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 」はけっこう寄れて、しかもOLYMPUS PEN-F の強力な手ぶれ補正機能により、比較的暗い場所でもブレずに撮ることができます。
こちらは商業施設内のガーデンにて。
照明に照らされた葉が幻想的に光ってとても美しかったです。
これはほとんどPCでの調整なしでこの色が出てくれたので、よくここまで設定を練れたなあと嬉しくなりました。
僕は日常のスナップ全般で使えるようにカラープロファイルはギリギリまで攻めないよう設定しています。
それでも光の具合や対象物がしっかり噛み合うと、思いもよらない美しい色に写し出してくれるのです。
OLYMPUS PEN-Fとともに自分も成長していける喜び
僕は撮影した画像はその場ではしっかり確認しませんので、実際にちゃんと見るのは家に帰ってMacのモニターになります。
そのときにすごく感動したいので、できるだけカメラ内の設定を自分好みにしたくなります。
撮影時にファインダーをのぞいてハッとして、家に帰ってモニターでおおっと感動して、さらに画像編集ソフトで調整して追い込んで楽しむ、というサイクルで理想に近づけていくスタイルですね。
これはもう、完全に僕の好みの写真との向き合い方なので、写真を撮る人の数だけ楽しみ方もまた多彩なんでしょうね。
ですので、好みの色にチューニングしたOLYMPUS PEN-F をちゃんと活かせるように、楽しみながらとことん道具の良いところを引き出せるようにしたいですね。
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