オリンパス、そしてフォーサーズとの出会い。オリンパス E-410というデジタルカメラ。

olympus E410
OLYMPUS E410 紫陽花をオリンパスブルーで写し出す。
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ぎゅっと詰まった感じのデザインがかっこよかった

2007年発売のオリンパスのデジタル一眼レフカメラ、E-410。

今のマイクロフォーサーズの礎となったシステム、1000画素、初めてオリンパスがフォーサーズシステムを打ち出したカメラです。

この頃のデジタルカメラはまだミラーレスじゃなくて、一眼レフだったんですよね。

最近までセンサーサイズを気にしたことがなかった僕は、当時もやはり「フォーサーズ・・ほー・・」とスルッと流してました。

引用:オリンパス公式ホームページより

そういや発売当時、俳優の宮崎あおいさんがイメージキャラクターになってカタログに登場していましたね。

ご本人も写真を撮るとのことで、カメラを構える姿がとても素敵だったのを思い出します。

僕は左目が主眼なので当然ファインダーを覗くのも左目だとずっと思っていました。

なので、宮崎あおいさんが右目でのぞいている姿を見て、「ファインダーって右目で覗くものだったのか」と思いましたね。(本当に何も知らんかったんです・・)

話はそれましたが、そんなカタログが僕のE-410購入のきっかけの一つになったことを考えると、商品カタログに人気俳優を起用するというのは、大変な効果があるのだなあと今にして思います。

カメラのデザインもゴツすぎず、コンパクトなボディに機能がぎゅっと凝縮されている感じがして、とてもかっこいいです。

シャッター音も独特で、強いていうなら「ズキュ」。

他のメーカーとはだいぶ趣が違うなあと思ったものです。

さて、オリンパスのカメラといえば「オリンパスブルー」と言われる空の青の表現が素晴らしいと色々な方々があげられていますよね。

当時、今よりもさらに無邪気にシャッターを切るばかりだった僕にとって、その青の深みを感じる力は残念ながらありませんでした。

ただ、それよりも別の魅力に大いに惹かれてしまったのです。

 

olympus E-410の緑の美しさに心を奪われてしまった

それは桜の花が散り、シーズンが過ぎたと思っていた新緑の季節が僕に素晴らしい光景を見せてくれました。

OLYMPUS E-410 この新緑の桜の美しさよ。

桜の花が落ち、葉が生い茂る桜並木は、すごくキラキラしてて葉がツヤツヤしてて、自然ってこんなに美しかったんだとすごく感動したのを覚えています。

桜って花見シーズンだけじゃないんだと、心を奪われてしまいました。

僕はそれまで街中のビルやオブジェなどをスナップするのが中心で、自然物を撮ることはあまりなく。

一緒にわいわいと過ごす相手もあまりおらず、花見シーズンは楽しそうな人たちの脇を静かに通り過ぎる感じで、桜のイメージもそんな寂しいものでした。

でもこのolympus E-410は僕に桜の華やかだけではない美しさを教えてくれて、そして今にいたるまで身近な花々や自然を撮るのがすごく好きになりました。

OLYMPUS E-410 花ってこんなに綺麗だったんですね。

OLYMPUS E-410 まさか自分が植物園に行く日が来るなんて、カメラってすごい。

花や観葉植物を部屋に飾るようになったのもこの頃から。

つまり、このE-410が花や緑がある日常の豊かさを教えてくれたと言ってもいいかもしれません。

いろんなカメラを使うとそれぞれに魅力があって、僕が撮る写真の幅を広げてくれました。

一つのカメラを自分の分身のように使い続けるのも素敵だと思いますが、僕にとっては色々なカメラであちこち巡る楽しさがちょうどいいのです。

OLYMPUS E-410 青・緑系だけじゃなく暖色系の発色も素晴らしい。

忘れてはいけないのが人の肌の描写。

当時は自然物の美しさに比べて、人の肌の色があまり好みではなかったような記憶があったのですが、いま写真を見返すと「こんなにナチュラルでいい感じだったのか」と新鮮な驚きがあります。

年月が経って自分の好みが広がってきたのか、あるいは当時の自分に見る目がなかったのか。

プライバシーのこともあって人を撮った写真を載せることが難しく、せめて暖色系のトウモロコシの写真をあげることくらいしかできないのが残念です。

OLYMPUS E-410 川沿いの桜並木。素晴らしい市民の共有財産。

僕は毎年、近所の桜並木を散歩しながら写真を撮るのが好きなのですが、花が散ったあとの新緑の桜がこんなにきれいだったと教えてくれたE-410。

クセのあるカメラばかり探し回っていた僕に「素直に日常を見つめる」ということを教えてくれたこのolympus E-410に今でもとても感謝しているのです。

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